共同通信配信記事2013年3月13日付
面接や内申書で合否 東大推薦入試導入へ
東大が2次試験の後期日程を廃止し、筆記試験を課さずに、最終的に面接や内申書で合否を判断する一般推薦入試を新たに導入する検討を進めていることが12日、東大関係者の話で分かった。導入時期は数年後をめどとしている。
東大関係者によると、受験生の基礎的な学力を把握するため、現在、1次試験として実施している大学入試センター試験の受験は義務付け、前期日程は現行方式を維持する。新たな推薦入試では、高校の内申書の成績に加え、面接も実施。指定校推薦はしない。
東大幹部は「ペーパーテストの点数だけでなく、学生の主体性や意欲の評価も入試に反映させたい」と話している。