教員就職率71% 宇大全国5位 前年14位から上昇 『下野新聞』 2014年1月23日付

『下野新聞』 2014年1月23日付

教員就職率71% 宇大全国5位 前年14位から上昇

全国44の国立の教員養成大学・学部を昨春卒業した人の教員就職率(昨年9月末時点)は61・3%だったことが22日、文部科学省の調査で分かった。前年より0・3ポイント下がった。宇都宮大は71・2%で全国5位、東日本ではトップとなった。

宇都宮大の71・2%は前年より6ポイント上昇。全国順位も前年の14位から5位へと大幅にアップした。同大は05年に約38%と全国下位に低迷したことから、教員採用試験対策セミナーや相談体制の充実、学生が学校現場を体験する機会を増やすなど、教員就職率の改善に向け積極的に取り組んでいた。

同大の石田朋靖副学長(58)は「教員就職率が向上し大変うれしく思う。地元の栃木県にできるだけよい教員を送り出すことが宇都宮大の教育学部の役割として、学部も学生も努力してきた成果が出た」と話している。

文科省によると、卒業生1万585人のうち、教員になったのは6485人。うち正規採用が3729人で、臨時採用が2756人だった。教員以外への就職は1957人、大学院への進学が1190人で、953人は未就職となった。

 

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