東大初の推薦入試 定員は100人 NHKニュース配信記事 2014年1月29日16時19分 

NHKニュース配信記事 2014年1月29日16時19分

東大初の推薦入試 定員は100人

東京大学は平成28年度入試から導入する推薦入試について、定員は100人とし、書類審査や面接のほか、大学入試センター試験の正答率がおおむね8割に達していることを目安に合格者を決めることを明らかにしました。

東京大学は、国際的に活躍できる多様な人材を確保しようと、後期日程を廃止して推薦入試を初めて導入することを去年、決めていましたが、具体的な選抜方法などが29日発表されました。

それによりますと、募集定員は10の学部で合わせて100人で、各高校から推薦できる人数は男女1人ずつまでです。

提出を求める書類は学部によって異なりますが、高校の調査書のほか、高校での活動を示す書類、それに論文や語学力の証明書などから11月に1次選考を行い、その後、面接と大学入試センター試験の成績を総合的に判断して、翌年2月に合格者を発表するということです。

センター試験の正答率はおおむね8割以上を目安とするとしています。

また、入学後は個別の指導教員を配置して継続的に学習や研究の支援を行い、その生徒の能力を伸ばしていきたいとしています。

東京大学の佐藤愼一理事は「従来型の入試ではすくい上げられなかった、特定の分野に卓越した能力を持った若者を選びたい。推薦入試の導入で高校での人材育成の在り方も変わってほしい」と話していました。

東京大学の推薦入試は現在の高校1年生から対象となり、募集要項は来年7月に公表される予定です。

 

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