入戸野氏、中井氏所信表明 福大学長選 震災対応など示す『福島民報』 2013年11月15日付

『福島民報』 2013年11月15日付

入戸野氏、中井氏所信表明 福大学長選 震災対応など示す

来年3月末の任期満了に伴う福島大の学長選で、同大は14日、学長候補適任者に決まっている現職の入戸野修氏(71)=1期=と、同大うつくしまふくしま未来支援センター長で行政政策学類教授の中井勝己氏(61)の所信を文書で公表した。2人は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の対応のほか、教育、研究、組織運営などについてそれぞれ目標や考え方を示した。

入戸野氏は震災、原発事故後に取り組んできた「うつくしまふくしま未来支援センター」や「環境放射能研究所」などの各種事業が目標通り展開できる組織、仕組みづくりを進め、教育重視の人材育成大学として発展させるとした。

中井氏は震災、原発事故の被災者・被災地域への継続的な支援活動を展開するとともに、今後予想される大災害に対しても、被災地域の復旧・復興に当たることができ、課題に立ち向かい、未来を切り開ける人材の育成を目指すとした。

実質的な学長選となる学内意向投票は12月2日に大学、付属学校の教職員合わせて約500人で行う。翌3日に開かれる学長選考会議で投票結果を協議して次期学長を決定、公示する。

 

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