文科省、3大学から聞き取り…「複合機」漏えい 『読売新聞』 2013年11月8日付

『読売新聞』 2013年11月8日付

文科省、3大学から聞き取り…「複合機」漏えい

東大など3大学で、複合機で読み取った学生らの個人情報がネット上に公開されていた問題で、文部科学省は7日、3大学から聞き取り調査を始めた。

3大学は事実関係を認め、学内全ての複合機についても確認を進めている。一方、琉球大で使われた複合機の製造元のリコーは同日から、過去に販売した全顧客を訪問しセキュリティー状況の調査を開始。対象は数十万台に上るとみられ、対策が講じられていない複合機はIDなどの変更手続きに入る。

文科省によると、琉球大は、今年1、2月に実施された期末試験の答案など個人情報が学内の一部の複合機から閲覧できる状態になっていたことを認め、現在、他の複合機についても調査を進めているという。一方、東大と東北大は読売新聞に対し、学内に設置されていた一部の複合機から情報が誰でも閲覧できる状態になっていたことを認めた。両大学は学内の全ての複合機について調べ始めた。

 

 

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