岡山大の新学長選考に現職ら3氏 11月末までに決定 『山陽新聞』 2013年10月17日付

『山陽新聞』 2013年10月17日付

岡山大の新学長選考に現職ら3氏 11月末までに決定

2014年3月末の任期満了に伴う新たな岡山大学長の選考で、候補者推薦の受け付けが16日締め切られ、現職の森田潔学長(63)、大学院環境生命科学研究科の佐藤豊信教授(64)、大学院医歯薬学総合研究科の佐野俊二教授(61)の3氏の推薦が提出された。30日に開かれる学長選考会議で面接を行うなどし、11月末までに適任者を決める。

新しい学長の任期は14年4月から3年間。学外5人、学内8人の委員13人で構成する学長選考会議が候補者の業績や所信を基に書類、面接で総合的に審査する。選考会議が必要と認めた場合、教職員(講師、課長級以上)による投票を行い、判断材料の一つとすることもある。

財政や運営面などで国の“保護”から離れ、“自立”を促した04年春の国立大学法人化から9年余り。少子化が進む一方、短大からの4年制移行などもあって大学が増え、希望者が全員入学できる「全入時代」を迎えている。大学間競争が激化する中、優秀な学生の獲得や学術研究の推進、優れた教育システムの構築などが急務となっている。

 

 

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