奨学金を多く借りている学生ほど「生活が苦しい」 TBSニュース配信記事 2013年9月17日付

TBSニュース配信記事 2013年9月17日付

奨学金を多く借りている学生ほど「生活が苦しい」

大学の生活協同組合が行った大学生の生活実態に関する調査で、奨学金を多く借りている学生ほど収入が多くても「生活が苦しい」と感じていることが分かりました。

これは、全国大学生活協同組合連合会が去年10月、全国の8600人あまりの学生から回答を得た調査結果をさらに分析したものです。

下宿生の1か月の平均収入に着目すると、暮らし向きが「大変苦しい」と答えた学生のほうが、「大変楽だ」と答えた学生より2000円あまり収入が多くなっていました。しかし、収入の内訳を見ると、「大変楽だ」と答えた学生は仕送りが71.5%で、奨学金が11.8%、「大変苦しい」と答えた学生は仕送りが30.3%で、奨学金が44.0%でした。

全国大学生協連では、「今の学生は奨学金を“借金”と感じる意識が強いとみられ、奨学金に頼る収入構造を“苦しい”と自覚している傾向がみられる」と分析しています。

 

 

 

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com