AO入試実施校、初の減少…来年度国公立大入試 『読売新聞』 2013年9月7日付

『読売新聞』 2013年9月7日付

AO入試実施校、初の減少…来年度国公立大入試

文部科学省は6日、2014年度の国公立大学入試の概要を発表した。

書類審査や面接などを組み合わせ、受験生の個性や意欲などを総合的に評価するAO(アドミッション・オフィス)入試を実施する大学が、初めて減少に転じた。

国公立163大学557学部の募集定員は12万4677人。前年より計186人増加した。AO入試を実施するのは69大学171学部で、前年より1大学1学部減った。AO入試は、国公立大では2000年度に東北大などが初めて導入して以降、実施大学は年々増えてきており、減るのは初めて。募集定員も31人減の3216人で、2年連続で減った。

また、推薦入試でセンター試験を課す大学は79大学174学部で、今春より3大学8学部増えた。学生の学力不足の深刻化で、受験生に基礎学力がついているかどうかを、センター試験で見極める傾向が強まっているとみられる。

 

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