生活 : 大学図書館利用促進へ活動報告 『山陰中央新報』 2013年9月6日付

『山陰中央新報』 2013年9月6日付

生活 : 大学図書館利用促進へ活動報告

大学付属図書館の利用促進を考えるシンポジウム「私たちの手でつくり出す図書館の形」が5日、松江市西川津町の島根大で2日間の日程で始まった。初日は中四国を中心に、10大学の学生図書委員が活動報告をした。

シンポジウムは、島根大、島根県立大、梅光学院大(山口県下関市)、山口大(山口市)の各図書館が2年前から持ち回りで毎年開催。今年は、図書館司書や同委員ら100人が参加した。

この日は14人の同委員が、学生や一般利用者が使いやすい図書館のサービスや学生ならではのアイデアを報告した。

島根県立大浜田キャンパスの学生3人は、人気のある書籍を学生が選ぶ「ブックハンティング」と呼ばれる取り組みを交互に紹介。都市部の書店で人気の高い書籍を見つけ、図書館の特設コーナーに置くことで、来館者の好評を得ているという。

また、徳島大大学院(徳島市)1年の出口桜子さんは、アニメや映画の原作を集めた企画展示や毎月1回、手作りの情報誌を発行しており、「活動を通して知識の幅が広がり、本を通じて意見交換の場が作られる」と強調した。

 

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