「むらの大学」被災地支援 福島大、学生がにぎわい創出へ『福島民友』 2013年8月8日付

『福島民友』 2013年8月8日付

「むらの大学」被災地支援 福島大、学生がにぎわい創出へ

福島大は7日、東京電力福島第1原発事故からの復興を担い、本県の未来を創造する人材育成を目的とした授業科目群「ふくしま未来学」の創設を正式に発表した。学生が被災地を訪れ地域のにぎわい創出などに取り組む「むらの大学」(地域実践学習)や、復興に取り組む市町村の担当者などを大学に招き講義をしてもらう「地域再生学」(仮称)など、ふくしま未来学に位置付ける授業科目を来年度から順次新設する。

ふくしま未来学は、主に1年生が履修する必修の「コア科目」と、2~4年生が履修する「モデル選択科目」に分かれる。コア科目は、来年度から開講する「むらの大学」や「ボランティア論」、2015(平成27)年度開講予定の地域再生学など。既存の科目のうち、ふくしま未来学にふさわしい科目も組み込む。「目玉科目」のむらの大学では、双葉郡8町村など同大が協定を結んでいる市町村を学生が夏休みなどを利用して訪れ、地域住民と共に課題解決に取り組み、避難者の帰還にもつながるにぎわい創出を目指す。

 

 

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