世界100位に10校以上を=大学改革で首相に提言-再生会議 時事通信配信記事2013年5月28日付

時事通信配信記事2013年5月28日付

世界100位に10校以上を=大学改革で首相に提言-再生会議

 政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)は28日、首相官邸で大学改革などに関する提言を安倍晋三首相に提出した。国際社会で活躍できる人材育成に向け、今後10年間で世界の大学ランキング100位以内に10校以上をランクインさせるとの数値目標を設定。小学校英語教育の教科化や低学年化も盛り込んだ。同会議の提言は、いじめ対策と教育委員会改革に次いで3度目。

 安倍首相は提言を受け、「しっかりと政府において取り組んでいきたい。同時に、各大学にもご協力をいただいていきたい」と述べた。

 提言は、日本の大学について「グローバル化の遅れは危機的状況」と指摘。2017年までの5年間を「大学改革実行集中期間」とするよう政府に要請した。英教育情報誌が昨年10月発表した世界ランキングで、100位以内に入った日本の大学は東京大、京都大の2校にとどまっており、大幅増を目指す。

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com