自民 大学入試などの教育改革提言案 HNKニュース配信記事2013年5月16日付

HNKニュース配信記事2013年5月16日付

自民 大学入試などの教育改革提言案

自民党の教育再生実行本部は、16日、大学の入学試験について、高校在学中に複数回受けられる「達成度テスト」を導入し、各大学は、その結果と論文や面接によって合否を判定するよう改革することなどを盛り込んだ、教育改革の第2次提言案をまとめました。

自民党の教育再生実行本部は、16日に会合を開き、教育改革の第2次提言案をまとめました。

それによりますと、大学の入学試験について、多面的な評価を行えるようにするため、高校在学中に複数回受けられる「達成度テスト」を導入し、各大学は、このテストの結果と、大学ごとに行う論文試験や面接によって、合否を判定するよう改革するなどとしています。

また、小学校から高校までの「6・3・3制」については地域ごとに弾力的に運用できるようにすべきだとして、「4・4・4制」や「5・4・3制」なども認めるとしているほか、飛び級や高校の早期卒業の制度の導入なども検討すべきだとしています。

さらに教師の採用について、大学や大学院を卒業したあと、学校現場でインターンシップを行ったうえで適性を判断し、採用するかどうか判断する制度を導入するなどとしています。

自民党の教育再生実行本部は、来週開く会議で提言を取りまとめ、安倍総理大臣に提出することにしています。

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