広島大、3大学と単位協定『中国新聞』2013年4月20日付

『中国新聞』2013年4月20日付

広島大、3大学と単位協定

 広島大(東広島市)は19日、信州大(長野県松本市)など国立3大学と、環境問題に取り組む人材を育成する講義で単位を互換する協定を結んだ。

 参加するのは広島大、信州大のほか、横浜国立大(横浜市)、茨城大(水戸市)。

 講義のプログラムは、環境省と産学官の連携組織「環境人材育成コンソーシアム」が開発した。企業やNPO法人などで活躍することを念頭に、環境政策や環境ビジネスなどを柱に学ぶ。大学院生を対象としている。

 東京都内での調印式には、4大学の学長が出席。広島大の浅原利正学長は「環境問題は人類共通の課題だ。(連携することで)質の高い教育を提供できる」と話した。

 各大学はインターネット回線で他大学に講義を中継する。本年度は今秋以降、環境の視点から経営を学ぶ科目の日本語と英語の講義をスタート。最終的には7科目での単位互換を計画している。

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com