7階建て新病棟完成 大分大付属病院『大分合同新聞』2013年4月13日付

『大分合同新聞』2013年4月13日付

7階建て新病棟完成 大分大付属病院

 由布市挾間町の大分大学医学部付属病院(野口隆之院長)の新病棟が完成し、記念式典が12日、同病院であった。内科や外科などが入る東病棟の患者を新病棟に移して、29日から本格始動する。同病院が2010年から実施している病院再整備の一環。式典には、県内の医療関係者ら約100人が出席。大分大学の北野正剛学長が「最先端の医療を提供できる施設にしていきたい」とあいさつした。

 新病棟は7階建ての免震構造で、延べ床面積約1万2千平方メートル、計221床。旧病棟よりも1室当たりのスペースを広げ、全室にトイレを設けるなど快適性を向上させている。個室も増やした。2階にリハビリテーション室、4階には新生児集中治療室(NICU)と分娩(ぶんべん)室を移設する。

 同病院は16年度までの計画で施設の整備を進めており、これまでにPET(陽電子放出断層撮影装置)検査棟、ヘリポートのある救命救急センター棟が完成。今後、老朽化した東西両病棟や診療棟の改修を予定している。

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