自民 教育再生提言案をまとめるNHKニュース配信記事2013年3月25日付

NHKニュース配信記事2013年3月25日付

自民 教育再生提言案をまとめる

 自民党の教育再生実行本部は、国際社会で活躍する人材を育成するため、英語の検定試験「TOEFL」で一定以上の点数をとることを大学受験の条件とすることなどを盛り込んだ教育改革の提言案をまとめました。

 提言案では、「安倍内閣が最重要課題に掲げる経済再生のためには人材の育成が不可欠であり、平等主義から脱却してトップを伸ばす戦略的人材育成を行う」としています。

具体的には、国際社会で活躍する人材を育成するため、英語教育の抜本的な改革を行うことや、イノベーションの推進を目指し、博士号取得者を倍増させるため、理数教育を刷新すること、それに、情報通信技術の教育を充実させることを、「教育再生の3本の矢」にするとしてます。

このうち、英語教育については、英語の検定試験「TOEFL」などで一定以上の点数をとることを大学受験の条件とし、そのために、少人数で充実した英語指導を行えるよう教師を増員することや、留学にかかる費用の負担を軽減するため財政支援を拡充するなどとしています。

また、小学校に理科の専任教師を配置することや、すべての小・中・高校などでタブレット型の情報端末を1人1台整備することなどを盛り込んでいます。

教育再生実行本部は、今週、提言を決定したうえで、安倍総理大臣に提出することにしています。

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