グローバル人材育成へ 海外留学50%目指す 千葉大が大学改革シンポ『千葉日報』2013年1月29日付

『千葉日報』2013年1月29日付

グローバル人材育成へ 海外留学50%目指す 千葉大が大学改革シンポ

 グローバル人材の育成を目指す千葉市稲毛区の千葉大学(斎藤康学長)が28日、大学改革シンポジウムを開催した。海外留学を積極的に進めるなど、語学力だけでなく、国際理解に必要なさまざまな知識を身に付け、世界で通用する人材を育てるのが目標。シンポジウムでは新年度から始まる「Skipwiseプログラム」を紹介し、今後の方策を説明した。

 Skipwiseは(1)飛び入学・早期卒業で「時間を貯金」し複数回の留学を経験(2)日本・国際文化を学び「国際日本学」を習得(3)TOEIC730を目標値とした英語学習(4)国内外でのインターンシップ、ボランティアなど実践活動の四つの柱を運用するプログラム。斎藤学長は「言葉だけでないコミュニケーションをとれる人材を育てる必要がある」と、プログラムの意義を強調する。

 既に同大で導入している飛び入学・早期卒業は、留年せずに半年、1年の留学や、複数回の短期留学を可能にする。目標人数を設定して、徐々に増やし、将来的に学生の半数が留学できる体制づくりを目指す。また海外への学生派遣ではASEAN諸国の小中高校で授業を行ったり、海外に進出している日本企業でインターンを行うなどを企画する。

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com