中教審 大学入試の在り方検討へ NHKニュース配信記事2012年9月29日付 

NHKニュース配信記事2012年9月29日付

中教審 大学入試の在り方検討へ

 国際化や少子化が進む中、中教審=中央教育審議会の特別部会は大学入試について、今のような試験とは別に高校までの学力の到達度を判断する試験を設けることなど、受験生の意欲や能力を総合的に評価するための入試の在り方を検討することになりました。

 28日、文部科学省で開かれた部会には、大学教授や高校の校長などおよそ20人の委員が出席しました。

現在の大学入試を巡っては、推薦入試やAO入試など学力検査を行わない方法が増えている一方、難関大学を中心に知識に偏り過ぎた試験が行われていると指摘されています。

 このため特別部会では、国際化や少子化が進むなか、社会に求められる人材を生み出しにくくなっているとして、受験生の意欲や能力を総合的に評価するための大学入試の在り方を検討することにしています。

 委員からは大学入試とは別に高校までの学力の到達度を判断する試験を設けるべきだとか、大学入試センター試験は、得点ではなく生徒の学力レベルをみるものに位置づけるべきだといった意見が出されました。

 特別部会は毎月1回程度開かれ、来年夏ごろをめどに入試の改善策をまとめることにしています。

 

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