広島大、16年度秋入学を説明『中国新聞』2012年9月19日付

『中国新聞』2012年9月19日付

広島大、16年度秋入学を説明

 広島大(東広島市)は18日、2016年度からの秋入学導入などの検討状況について、同大サタケメモリアルホールで教職員や学生向けの説明会を開いた。議論や要望を踏まえ、浅原利正学長が今月末をめどに取りまとめる行動計画に盛り込む。

 広島市の霞(南区)と東千田(中区)の両キャンパスもテレビ会議システムでつなぎ、計約260人が参加した。今春発足し、浅原学長から検討事項を付託されていた六つのワーキンググループ(WG)の座長たちがそれぞれ結論を報告した。

 秋入学は4月の入学を維持しながら、10月入学も実施。15年11月のアドミッション・オフィス(AO)入試から30人の枠を設けることを検討している。全ての授業を英語で行う「都市・防災政策コース」など3コースを総合科学部の特別プログラムとして置き、スタートする方針。他に導入する学部・学科は今後詰める。

 教職員たちから「各WGがばらばらで全体の方針が見えない」などの意見が上がった。

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