3大学、県立3施設と協定 <学芸員養成科目開講で>『読売新』徳島版32012年8月23日付

『読売新』徳島版32012年8月23日付

3大学、県立3施設と協定 <学芸員養成科目開講で>

 学芸員の資格取得に必要な講義を県立博物館、同近代美術館、同文書館で開講するため、県と徳島大、鳴門教育大、四国大の3大学は22日、学芸員養成科目の開講に関する協定を結んだ。県によると、県立の複数施設と国立、私立大学が協定を結ぶのは全国的に珍しいという。

 2012年度の入学生から、学芸員取得に必須の博物館に関する科目が改められ、博物館資料保存論、博物館展示論、博物館教育論の3科目が新設された。実務経験者がいることや設備が整っているため、3大学から教育委員会に協力要請があり、開講することになった。

 今年度は、四国大の学生約20人が、9月25~29日の5日間の集中講義で、博物館資料保存論を受講。収蔵庫の工夫などを学ぶ。来年度から3科目開講し、ほかの2大学も受講する。

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