全授業英語のプログラム開始へ 神戸大学大学院 『神戸新聞』2012年6月23日付

『神戸新聞』2012年6月23日付

全授業英語のプログラム開始へ 神戸大学大学院 

 神戸大学(神戸市灘区)は22日、大学院経営学研究科で海外のビジネススクールなどと連携し、全授業を英語で行う「戦略的共創経営(SESAMI)プログラム」を来年4月から開始すると発表した。経営学の大学院で5年間、英語だけで教育を行うのは日本では初めてという。

 日本語ができないため受け入れが難しかった海外の優秀な学生を獲得し、グローバルな人材を育成する。

 同プログラムは、高度な戦略を持つ企業家を養成する「創造経営」と環境や社会との共生を目指す「共生経営」に特化しており、文部科学省の博士課程教育リーディングプログラムに申請している。

 定員は12人で、10月から募集を始める。日本人と外国人を6人ずつ募集する予定。米スタンフォード大など海外の18大学・研究所から教員を招き、集中的に講義を行う。

 修士課程では、パナソニックや大阪ガス、ネスレなど関西の企業10社とプロジェクトを組み、企業の抱える問題を研究して解決策を提案する。神大では、共同で研究する企業を募っている。神戸大学大学院経営学研究科TEL078・803・7256(塩津あかね)

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