共同大学院:名市大と名工大、来年4月に開設 新薬研究開発へ『毎日新聞』愛知版2011年5月11日付

『毎日新聞』愛知版2011年5月11日付

共同大学院:名市大と名工大、来年4月に開設 新薬研究開発へ

 名古屋市立大(名古屋市瑞穂区)と名古屋工業大(同市昭和区)は10日、新薬の研究開発などを行う両大学の共同大学院「共同ナノメディシン科学専攻」を来年4月に開設すると発表した。複数の大学の薬学、工学分野が連携して共同大学院を設置するのは国内初という。

 名工大のナノテクノロジー(超微細技術)を使った生物工学(ナノバイオ)研究と、名市大の薬学研究が連携。ナノテクノロジーを利用することで、既存の薬の有効性を高めるほか、飲み薬を貼り薬にして皮膚から浸透させるなど、新たな薬の開発、研究を進める。

 教員や学生は講義や研究のため両大学施設を利用する。定員は名市大大学院が4人、名工大大学院が3人の計7人で、学生募集は今年秋以降の予定。【岡村恵子】

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