「岡大農場」を商標登録 第1弾は白桃デザート『山陽新聞』2012年5月9日付

『山陽新聞』2012年5月9日付

「岡大農場」を商標登録  第1弾は白桃デザート 

 大学のイメージアップに役立てようと、岡山大(岡山市北区津島中)は8日、学内で収穫した農産物や加工品の統一ブランド名「岡大農場」を商標登録したと発表した。第1弾として、地場企業と共同開発した白桃入りのデザート3種類を11日から県内の百貨店などで販売する。

 岡大農場は、実習用ほ場(農学部付属山陽圏フィールド科学センター)の通称。収穫野菜を直売するなど地域住民にも親しまれており、生産物に対する責任をより明確にし、ブランド力を強化する狙いで商標登録を申請し、4月に認められた。

 マークは、青地に毛筆の白抜きで漢字を配した。デザインした農学部の舟橋弘晃教授は「配色は夏の青空に浮かぶ雲のイメージ。『岡』の文字には、消費者に笑顔になってほしいという願いを込めた」と話した。

 商品第1弾は県青果物販売(同岡南町)と共同開発。昨夏収穫した白桃約320キロでジュレ(525円)、プリン(252円)、アイス(315円)を作った。

 天満屋岡山店、同倉敷店、アリオ倉敷、岡山空港の4カ所で先行発売し、大学内の生協やJR岡山駅などでの販売も計画。夏に向けた第2弾として、ブドウを使ったデザートを試作中という。

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com