時事通信配信記事2012年4月26日付
筑波大と鹿屋体大が連携=体育・スポーツ分野で
筑波大と鹿屋体大は26日、体育・スポーツ分野で連携すると発表した。今後は選手強化や指導者の育成、指導法の研究などで交流を深め、施設の相互利用、実習の相互乗り入れにも取り組む。
筑波大は柔道やサッカー、体操など多くの競技で日本代表、五輪メダリストを輩出。鹿屋体大も、アテネ五輪の競泳女子800メートル自由形で金メダルを獲得した柴田亜衣さんを育てるなど、近年高い実績を残している。
両大学は同日、茨城県つくば市の筑波大で協定書に調印した。筑波大の山田信博学長は「体育系専門学部を持つ国立大は日本で2校のみ。連携してスポーツ分野で日本の先導的な役割を目指していきたい」と意気込みを示し、鹿屋体大の福永哲夫学長も「日本のこの分野にとって大きな前進になると思う」と語った。