災害拠点病院に指定 徳島大病院・徳島市民病院 『徳島新聞』2012年3月23日付

『徳島新聞』2012年3月23日付

災害拠点病院に指定 徳島大病院・徳島市民病院

 徳島県医療審議会(会長・川島周県医師会長)が22日夜、徳島市の徳島グランヴィリオホテルであり、徳島大学病院(徳島市)と徳島市民病院(同)の2病院を災害拠点病院に指定することを了承した。また、県の第5次保健医療計画(2008~12年度)の進展状況が報告された。

 災害拠点病院は、災害時に重傷患者らを受け入れて治療を行うほか、県外で大規模災害が発生した際には医療救護チームを派遣して医療活動に当たる。2病院は、災害時に大勢の負傷者を受け入れることができ、医療スタッフも充実していることから指定された。今回の追加指定で県内の災害拠点病院は11カ所になった。

 保健医療計画については、県が11年度末時点における24項目の数値目標の達成度を報告した。へき地医療拠点病院数や災害派遣医療チーム数など8項目が「達成」、地域医療支援病院数など6項目が12年度末に達成するとみられる「順調」、糖尿病患者数やがん検診受診率など10項目は一層の取り組みが求められる「努力」となっている。

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