教職課程履修を相互受け入れ 立命館大と佛教大が協定『朝日新聞』2012年3月21日12時5分

『朝日新聞』2012年3月21日12時5分

教職課程履修を相互受け入れ 立命館大と佛教大が協定

 立命館大(京都市中京区)と佛教大(同市北区)は19日、双方の学生が互いに教職課程を履修できる協定を結んだ。大学間で教職課程を履修する学生を相互に受け入れる例は全国で初めてという。

 立命館大が中学・高校教諭1種免許の理科と保健体育で、佛教大は小学教諭1種免許で受け入れる。

 立命館大の産業社会学部には、子ども社会専攻(定員60人)に小学教諭の教職課程があるが、毎年50人程度が他大学の授業を受けて免許を取っているという。一方、佛教大は教育学部と通信教育課程で教員免許を取得できるが、理科と保健体育の課程はなかった。

 立命館大の川口清史(きよふみ)学長は「この協定で多くの学生のニーズに応えられる」、佛教大の山極(やまぎわ)伸之学長は「両大学の強みを生かし、有為な人材を育てたい」と話した。(筒井次郎)

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