一橋大 春入学で授業は秋から検討 NHKニュース配信記事2012年2月22日付

NHKニュース配信記事2012年2月22日付

一橋大 春入学で授業は秋から検討

東京大学がすべての学部で秋入学の実施を検討していますが、一橋大学は、東大とは異なり、入学時期は春のまま変えず、授業は秋から始める独自の改革案を検討していることが分かりました。

大学の国際化を進めるため、東京大学が、5年後をめどにすべての学部を国際標準と同じ秋入学にする検討を発表してから、全国でも秋入学の検討を始める大学が出てきています。

こうしたなか、一橋大学は、入学と卒業の時期は春のまま変えず、秋から来る留学生とも一緒に勉強できるよう、授業は秋から始める独自の改革案を検討していることが分かりました。東大の秋入学では、高校卒業から入学までの半年近い空白の期間などを学生にどう過ごさせるかが大きな課題になっていますが、一橋大学は、秋の授業が始まるまで春に入学した新入生に大学教育を受ける前に身に着けるべき語学や歴史、それに理工系の基礎教育を行うということです。また、4年生は12月までにすべての授業を終えて、翌年3月の卒業までの期間は卒業論文に専念してもらうということです。

一橋大学は、高校を卒業したばかりの学生を大学が責任を持って面倒を見られるうえ、国家試験の仕組みなどを変えずに秋入学と同じ国際化の効果も得られるとして、この改革案を含めた入学時期の検討を進めていくということです。

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