東大、リガクと「産学連携室」開設-X線分析など研究『日刊工業新聞』2012年1月25日付

『日刊工業新聞』2012年1月25日付

東大、リガクと「産学連携室」開設-X線分析など研究 

 東京大学大学院工学系研究科とリガク(東京都昭島市、志村晶社長、042・545・8111)は、東大工学系研究科総合研究機構内に「東京大学・リガク産学連携室」を開設した。

 X線回折装置を中心とした最先端X線分析や計測技術の開発、学生やユーザーへの普及・啓発が狙い。室長には寺井隆幸東大工学系研究科総合研究機構長が兼務で就任する予定。東大が技術担当職員2人、リガクが協力研究員2人を派遣し、スタートした。

 連携室にはリガクのX線回折装置「スマートラボ」の粉末用、薄膜評価用の計2台を設置し共同で運用管理する。東大以外の機関にも共同利用を促す。共同研究では東大がユーザーとしてX線回折装置の要望を出し、仕様の提案も行う。

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