阪大、留学で2つの修士号 欧州3大学と共通課程『読売新聞』2011年12月5日付

『読売新聞』2011年12月5日付

阪大、留学で2つの修士号 欧州3大学と共通課程 

 大阪大は、半年間の留学で海外の大学と大阪大両方の修士号を取得できる制度を創設した。欧州連合(EU)が進める国際的な大学間交流計画に基づく取り組みで、全国的にも珍しいという。 

 ベルリン工科大などドイツ、イギリス、イタリアの3大学と、光通信工学の分野で共通の修士課程プログラムを導入。留学生は2年間の修士課程のうち、最初の1年を欧州の大学、2年目の前半を阪大で学ぶ。「第1期生」5人の留学生を10月から受け入れている。 

 留学生はEUから授業料などを支給されるが、阪大では通常の半分の期間で必要な単位を取り、修士論文の審査もパスする必要がある。高橋明副学長(国際交流担当)は「大学院の活性化にもつながる。今後、一層の国際交流を図りたい」としている。

 

 

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