次世代リーダー養成大学院に京大・阪大・慶大 文科省『日本経済新聞』2011年11月30日付

『日本経済新聞』2011年11月30日付

次世代リーダー養成大学院に京大・阪大・慶大 文科省

 文部科学省は29日、大学院で5年一貫の先進的な教育を行う「博士課程教育リーディングプログラム」の拠点として13大学の計21プログラムを選んだと発表した。産官学で国際的に活躍する次世代リーダーを育てる拠点校には京都大、大阪大、慶応大の3校を選んだ。

 京大は来年度、大学院生10~20人が寮生活をしながら人格や専門知識を磨く新制度を開始。阪大は文系・理系の枠を超えて複数の研究室で学ぶコースを新設する。慶大は理工、医、政策・社会科学の融合教育を行う。

 世界的に活躍する研究リーダーなどを養成する拠点には東京工業、名古屋、東京、山梨、広島など13大学の計18件を選んだ。支援期間は7年間で各校に最大で年間6億円の補助金が出る。

 事業の初年度となる今年は63大学から101件の申請があり、採択率は21%。同省は来年度も新規の拠点校を公募する予定。

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