秋大医学部幹部教授、旅費二重取りか 就業規則に抵触の疑い『秋田魁新聞』2011年11月26日付

『秋田魁新聞』2011年11月26日付

秋大医学部幹部教授、旅費二重取りか 就業規則に抵触の疑い

 秋田大学医学部の60代男性幹部教授が2008年冬、関西で開かれた学会の研究会で講師を務め、主催者側から講師謝礼と交通費計約20万円を支給されていながら、大学にも出張旅費を請求、二重に受け取っていた疑いがあることが25日、分かった。同様のケースは他にもあるとみられ、大学側は就業規則に抵触する疑いもあるとして調査に乗り出した。吉村昇学長は「情報提供があり、調査を指示した」としている。 

 大学が調べているのは、文書が残る06年度以降、5年間にわたる幹部教授の出張やその旅費精算など。 

 複数の関係者によると、幹部教授は08年春、関東で開かれた学会に出席した際も、謝礼と交通費計約10万円を受け取っていながら大学に出張旅費を請求、二重に受け取った疑いがあるという。

 

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com