岡山大が中国の河南科技大と協定『山陽新聞』2011年11月20日付 

『山陽新聞』2011年11月20日付

岡山大が中国の河南科技大と協定 

 岡山大は19日、中国・洛陽市の河南科技大と協力協定を結んだ。教員や学生を相互に派遣し、両国の文化や科学技術の発展に向けた共同研究などに取り組む。

 河南科技大は工学や医学、経済学分野など26学部がある国立大で、学生数は約5万人。1996年から岡山大と制御工学、システム工学などの分野で個別に部局間協定を結んで交流していた。岡山市と洛陽市が81年に友好都市締結し、今年30周年を迎えたことを記念し、河南科技大が大学間協定を申し出た。

 岡山大津島キャンパス(岡山市北区津島中)で調印式があり、森田潔学長と王鍵吉河南科技大学長が協定書にサイン。森田学長は「互いの大学の発展に努め、両国の友好関係を深めよう」とあいさつ。王学長は「研究者らを派遣し、理工学、医学などで岡山大のレベルの高い技術を学びたい」と話した。

 岡山大の海外の大学との協力協定は66件目。中国の大学は15件目。

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