岡山大に地域総合研究センター 『山陽新聞』2011年11月15日付

『山陽新聞』2011年11月15日付

岡山大に地域総合研究センター 

 岡山大は15日、自治体や市民団体など地域社会と連携を深める専門拠点「地域総合研究センター(AGORA(アゴラ)」を、津島キャンパス(岡山市北区津島中)内に設置した。大学の持つさまざまなノウハウを地域の発展に役立てる狙い。同日、開所記念式を行い、岡山県、岡山、倉敷市、地元NPOの代表ら約400人が出席した。

 センターは、市民や団体から要望、提案を受け、教育、医療など幅広い分野で研究や事業が進むようマッチングを行う。新技術開発に関し企業などと進めていた従来の「産学官連携」を発展。4月に就任した森田潔学長の提唱がきっかけになった。

 同大創立五十周年記念館(同所)であった式典では、森田潔学長が「大学20+ 件と地域がビジョンを共有し、岡山をより魅力ある場所にしてほしい」とあいさつ。センター長を務める荒木勝副学長は「多くの意見を募り、地域の自立と創造的発展に貢献する」と話した。

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