茨城大・常磐大・常磐短大、単位互換で協定 包括連携も視野『茨城新聞』2011年9月28日付

『茨城新聞』2011年9月28日付

茨城大・常磐大・常磐短大、単位互換で協定 包括連携も視野 

 茨城大と常磐大は27日、常磐短大を加えた水戸市内の3大学間で単位互換を認める協定を締結した。来年4月から各大学が、他の2大学から特別聴講学生を受け入れ、受講後に単位を認定する。大学間で連携して教育、研究などに当たる「大学コンソーシアム」(大学連携組織)を前提とした協定締結は県内初めて。当初は単位互換のみだが、今後は研究や地域貢献の分野まで連携を広げる計画で、将来的には包括協定締結も視野に入れる。

 茨城大の池田幸雄学長と常磐大、常磐短大の森征一学長が同日、同市内のホテルで協定書に署名した。

 各大学によると、単位互換は、各大学で聴講学生に開放する授業を事前に設定し、インターネットを使った中継による3大学共通の遠隔授業も設ける計画。試行期間とする来年度は人文社会系に限定し、茨城大は人文学部、常磐大は全3学部、常磐短大は全2学科の授業を対象とする。授業は各大学の水戸キャンパスで行い、受け入れ授業数や人数は各大学で決める。

 

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