防災教育拠点を開所 震災の経験継承へ兵庫県立大『神戸新聞』2011年8月18日付 

『神戸新聞』2011年8月18日付

防災教育拠点を開所 震災の経験継承へ兵庫県立大 

 防災教育の研究拠点となる兵庫県立大学の「防災教育センター」の開所式が17日午前、「人と防災未来センター」(神戸市中央区脇浜海岸通1)で行われた。

 阪神・淡路大震災の経験などから得た防災のノウハウを継承しようと、人と防災未来センター内に設置。担当教員3人のほか、外部講師も招き、主に1年生を対象に、災害の仕組みやリスクマネジメントなどを教える。

 開所式には学生や研究者約120人が出席し、清原正義学長が「防災を学ぶ大学と連携する仕組みづくりを進めたい」とあいさつ。また、井戸敏三知事は「知識、経験、ノウハウを生かして次なる時代を築きましょう」と呼び掛けた。

 式典後、夏季集中講義「兵庫の災害と防災」の一環として、県の初代防災監で、県国際交流協会の齋藤富雄理事長が講演した。

(大月美佳)

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