志望校選択に「授業料の安さ」重視『産經新聞』2011年7月12日付

『産經新聞』2011年7月12日付

志望校選択に「授業料の安さ」重視

 今年春に高校を卒業した大学生や浪人生らの3人に1人が、志望校を決める際「授業料の安さ」を重視していたことがリクルート(東京都千代田区)の調査で分かった。

 調査は3~4月、3月に高校を卒業した全国の男女を対象に行い、大学・短大・専門学校への進学者や浪人生ら1万882人から回答を得た。東日本大震災で被災した東北6県と茨城県の一部は震災の影響を考慮し、調査対象から除いた。

 それによると、「進学関連費用への重視度」を問う設問では、33.2%が「授業料が安い」と回答。次いで、「奨学金制度が充実している」(26.8%)、「受験料の割引制度がある」(21.1%)、「特待生制度が充実している」(15.6%)などが続いた。

  また、「『就職に有利』と感じるポイント」(複数回答)では、「企業への就職率が良い」が56.7%で最多だった。このほか、「就職活動のサポート体制が しっかりしている」(37.6%)、「大手・有名企業への就職実績が良い」(35.8%)などが挙がった。特に浪人生に「就職率」「大手・有名企業への就 職実績」を重視する傾向がみられた。

 

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