地域との相乗効果を 大分大次期学長北野氏

『大分合同新聞』2011年6月17日付

地域との相乗効果を 大分大次期学長北野氏

 大分大学の次期学長に内定した医学部副学部長の北野正剛氏(61)は16日、同大学旦野原キャンパスで会見し、「学生と教職員全てがやりがいのある毎日を送れるような存在感のある大学を目指したい」と抱負を述べた。任期は10月1日から4年間。

 北野氏は、特色のある人材の育成、ベンチャー企業の設立、迅速な意思決定のための組織改革などの目標を掲げ、「地域と連携し、お互いが元気になる相乗効果を生み出していきたい」と語った。

 会見には羽野忠・現学長も同席、「地域に根差し、世界を目指す大学として、大いに発展させてほしい」とエールを送った。

 北野氏は和歌山県串本町出身。専門は消化器外科・内視鏡外科。2008年に横浜市であった世界内視鏡外科学会では大会会長を務めた。

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