松山大、薬学部定員を4割減 入学者右肩下がり『愛媛新聞』2011年06月02日付

『愛媛新聞』2011年06月02日付

松山大、薬学部定員を4割減 入学者右肩下がり

 松山大は1日、薬学部の定員を現行の160人から60人減らし100人とする2012年度入試要項を発表した。同学部の教員数は変更しない。

 薬学部は医療薬学科だけの単科学部。もともと私学文系を通してきた同大が文系志望者の減少や薬剤師不足などを背景に、「総合大学への第一歩」と位置づけ、初の理系学部として2006年に開設、県内唯一の薬剤師養成機関となっている。

 開設の06年に薬剤師養成課程が旧来の4年制から6年制に移行し、全国的に薬学部受験者が減少。松山大でも開設以来、入学者は一度も定員に達することなく右肩下がりに減り続けていた。

 森本三義学長は、志願者数減少などの情勢に合わせ「定員を現行から4割縮小、100人にした」と説明した。

 

 

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