連携協定:発想触れ刺激を 県教委、京大と教育研究 『毎日新聞』和歌山版2011年3月19日付

『毎日新聞』和歌山版2011年3月19日付

連携協定:発想触れ刺激を 県教委、京大と教育研究

 県教委は16日、京都大学教育学部・大学院教育学研究科(京都市)と連携協力に関する協定を締結した。京大研究者による教員や生徒らへの講演や指導などのほか、県内の学校を対象にした実践研究に協力する。県教委と高等研究機関との連携協定は5件目。京大であった協定書調印式には、山口裕市・県教育長や京大の辻本雅史・同研究科長兼同学部長らが出席した。

 協定によると、大学側からは指導者が年間5回程度、県内の学校に派遣される。教員への研修や講演、総合的な学習での生徒への指導などを想定しているという。また、県教委側の協力としては、京大の教育研究の実践校として、受け入れ可能な学校を選定・紹介する。

 希望する学校には、通常のオープンキャンパスとは別の京都大学研修ツアーを実施する。県教委学校指導課は「京大教育学部・研究科は研究者養成に重きを置いている。県内の生徒らに研究者の発想に触れてもらい、刺激を受けてほしい」としている。【岸本桂司】

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