サガン鳥栖と佐賀大、県民の健康増進で連携『佐賀新聞』2011年2月25日付

『佐賀新聞』2011年2月25日付

サガン鳥栖と佐賀大、県民の健康増進で連携

◆運動プログラムや料理レシピ発信、セミナーも

 佐賀大学とサッカー・J2サガン鳥栖が、佐賀県民の健康増進プログラムづくりに乗り出す。健康づくりに役立つウオーキングや体操に加え、バランスのとれた料理のレシピをウェブサイトで発信。セミナーも開講し、高齢者の介護予防や児童の体力向上に取り組む。

 プログラムの愛称は「ピカピカ☆サガントス」。佐賀大の校章とサガンのロゴに共通するカチガラスの鳥類学名「ピカピカ」から命名した。佐賀大保健管理センターの佐藤武所長が中心になってプログラムをつくる。

 会員登録者(有料)には歩数計を配布し、消費カロリーなどを管理する。ウェブサイトでは、ウオーキングの効果やコース紹介のほか、体重計メーカー・タニタ(本社・東京)の谷田千里社長が佐賀大出身という縁もあり、同社の健康レシピも掲載。今後はエアロビクス教室や健康セミナーなども定期的に行う。

 本年度の事業は、サガンが総務省から受けた1億円弱の交付金を活用。新年度からは会費を中心に運用する。24日の会見で、サガン・ドリームスの牛島洋太郎社長は「Jリーグの介護予防の理念にもつながる。今後は食の分野にも広げたい」と話した。

 

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