福島放送配信記事2010年12月29日付
学校耐震化整備費を評価/県要望政府予算案
県は28日、政府の来年度予算案に関する本県の提案・要望の反映状況について24日以降に新たに明らかになった内容を公表した。
国立大学運営費交付金や公立小中学校耐震化整備費の確保などに一定の評価をした。
しかし、本県関係への配分額が不明である項目も多いことから、県は引き続き情報収集と国に対して早期に明示するよう求めていく。
県は福島大の安定的・継続的運営のため運営交付金の確保を求めていた。
前年並みの予算額が確保されたが、福島大への配分額が不明であることから情報収集に努める。
公立小中学校の耐震化と施設整備については、今年度の予備費と補正予算、来年度予算を合わせて前年比の約2倍が確保された。
来年7月に完全移行する地上デジタル放送を全県民が視聴できるよう対策を求めたが総額では減額となった。
新たな難視地区が多く発生しており、引き続き要望する。