東大と日本財団、小中高の海洋教育推進日刊工業新聞2010年12月21日付

日刊工業新聞2010年12月21日付

東大と日本財団、小中高の海洋教育推進 

 東京大学と日本財団は20日、小中高の海洋教育の普及推進を手がける「海洋教育促進研究センター(日本財団)プログラム」を始めたと発表した。予算は2年半で2億3000万円。海洋教育に必要な教材や教員育成プログラムを、ハブとなる東大が開発。

 連携する横浜国立大学、琉球大学など各大学と初等・中等教育機関が教育を推進する“海洋教育ネットワーク”を構築する。

 東京大学は全学横断的な機構の一つとして「海洋アライアンス」を持ち、大学院生など約150人が教育研究に参加している。

 新プログラムは同アライアンス内に設置した。教員は教育学、海洋学など7人体制で海洋政策研究財団も協力する。全国へ展開する海洋教育の拠点大学を、7校ほど選ぶ計画だ。

 

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