カネカと神大、共同研究などで連携協定『神戸新聞』2010年12月16日付

『神戸新聞』2010年12月16日付

カネカと神大、共同研究などで連携協定 

 化学メーカーのカネカ(大阪市)は15日、神戸大学と、共同研究や人材育成プログラムの構築などを目指して連携協定を締結した。これまでもバイオ技術を使った製品の研究などを実施してきたが、今後は工学▽農学▽医学▽経営学‐などで幅広い協力関係を築く。カネカが大学と連携協定を結ぶのは初めて。

 2011年1月中にも、カネカ社員や神大職員らで連携協議会を開催する。共同研究の企画や人材育成法などについて話し合う。その結果を受け生産技術、ヘルスサイエンス、ビジネスモデルなど6分野で、それぞれワーキンググループを設置し、具体的な研究テーマを選定、実施していく。

 カネカ広報室は「個別の研究はこれまでもあったが、提携により相乗効果が期待できる」。神大連携創造本部は「有望な事業の創出につなげていきたい」としている。(三宅晃貴)

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com