東北大院、初の女性研究科長 法学研究科・水野教授を選出『河北新報』2010年12月18日付

『河北新報』2010年12月18日付

東北大院、初の女性研究科長 法学研究科・水野教授を選出

 東北大大学院法学研究科は17日までに、任期満了に伴う次期研究科長に水野紀子教授(55)を選出した。任期は2011年4月1日から2年。東北大では女性初の研究科長となり、旧帝大の法学部・法学研究科でも初の女性トップとなる。

 水野氏は東京都出身、東大法学部卒。名古屋大法学部教授などを経て、1998年から現職。専門は民法・家族法。国の法制審議会部会委員などを歴任。仙台市男女共同参画推進審議会会長も務めた。

 内定を受け、水野氏は「基盤的経費の削減など大学にとっては嵐の時代となっているが、創造的な研究教育ができる東北大を同僚たちと守っていきたい」と話している。

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