予算政策コンテスト影響 3事業で最大9・3億円 福井大産経ニュース配信記事 2010年12月3日付

産経ニュース配信記事 2010年12月3日付

予算政策コンテスト影響 3事業で最大9・3億円 福井大

 平成23年度予算の「元気な日本復活特別枠」の配分を決める「政策コンテスト」で政府の評価会議が全国の大学からの要望事業の評価を決定したことを受けて、福井大学の福田優学長は2日、県庁で記者会見し、授業料免除枠約1・6億円が削減対象になるなど同大での影響額が3事業で最大約9・3億円となる可能性があると発表した。今後、文部科学省や民主党などの関係者に要望を続けるとしている。

 同大によると、会議の評価で分けられた「A」から「D」までの4段階のうち、要望額の50%を限度にできる限り削減する「C」となったのが2事業、要望額の75%を限度に評価する「B」が1事業あった。

 「C」は、授業料免除枠の拡大に関する交付金の約1・6億円(学生約千人対象)と、若手科学研究者の研究費0・9億円。

 「B」は、電磁波「遠赤外領域」開発研究などの新規教育研究プロジェクトや研究サポート体制強化などの交付金約6・8億円。

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