学生支援機構が奨学金支給ミス 大学生ら1050人に 共同通信配信記事2010年11月12日付

共同通信配信記事2010年11月12日付

学生支援機構が奨学金支給ミス 大学生ら1050人に

 日本学生支援機構の奨学金を受けている大学生ら約1050人に奨学金が支給されないミスがあったことが12日、分かった。書類審査などが間に合わず、今月分の奨学金が支給日の11日に振り込まれなかったという。

 同機構によると、支給ミスがあったのは今年4月から奨学金貸与を受け、返還誓約書の記載に不備があった学生。

 機構は本年度から貸与開始の際に返還誓約書を義務付け、提出がない場合は支給を停止するよう制度を変更。誓約書の提出期限は6月で、不備があった学生には9月までに再提出を求めていた。

 学生が期限までに再提出したのに、機構の審査やデータ処理が間に合わず、支給が停止されてしまったという。

 同機構は「制度変更で事務量が増え、処理が間に合わなかった。ご迷惑を掛け申し訳ない」としている。

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com