平成23年度大学関係予算の確保に向けて一層のご支援を
「元気な日本復活」には大学関係予算の確保が不可欠です

平成22年9月29日

国立大学法人 茨城大学
学長 池田幸雄

7月27日に閣議決定された「平成23年度予算の概算要求組替え基準について～総予算の組替えで元気な日本を復活させる～」において、「元気な日本復活特別枠」が設定されました。この特別枠の規模は、「1兆円を相当程度に超えるもの」とされていますが、各府省からの要望額は約3兆円であり、想定する規模の約3倍の要望が提出されています。

「特別枠」の要望事業については、パブリック・コメント及び政策コンテストを経て確定することとしており、パブリック・コメントの受付が9月28日から10月19日まで内閣官房のホームページで実施されております。

文部科学省からの要望事業の中には、国立大学法人に関係する要望事業(授業料免除枠や科学研究費補助金に関する事業等)も提出されており、仮にこれが認められなかった際には本学の場合、2億7千万円 (対前年度▲4.8%)の減額となり,法人化以降毎年▲1% (累計で約4億円)の減額措置を受けてきたにも関わらず更なる圧迫を被るため、教育研究への影響だけでなく、大学運営そのものがたち行かなくなるのではないかと危惧しております。

このことから、教職員並びに学生の方々におかれましては、率直なご意見をパブリック・コメントに提出いただきたいと存じます。

WEBによるパブリックコメントへの参加方法 パブリックコメントの〆切は10月19日(火) 17:00です。

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