川端文科相が福井大を視察、懇談 学長ら財政支援要望『福井新聞』 2010年7月9日付

『福井新聞』 2010年7月9日付

川端文科相が福井大を視察、懇談 学長ら財政支援要望

川端達夫文部科学相は8日、福井大を視察した。大学側は文科相に、国の運営費交付金の確保を要望した。

川端文科相の同大視察は初めて。福井市内での街頭演説の後、文京キャンパスを訪れ、福田優学長らと懇談した。

非公開で行われた懇談会では、大学側が閣議決定された財政運営戦略の「中期財政フレーム」を基に、2011年度概算要求基準(シーリング)を試算すると同大の場合、約7億9千万円の交付金減額の影響があ

ると指摘し、財政的支援を求めた。これに対し文科相は「大学側も国民のコンセンサス(合意)を得られるよう教育、研究に努めてほしい」と答えたという。

文科相は工学部の実験室を見学し、窒化物半導体による高効率太陽光発電の研究について説明を受けた。

福井大によると、視察は文科相側からの要望で公務として行われた。

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