東大や京大、新型電池で相次ぎ産学研究拠点『日本経済新聞』2010年6月1日付夕刊

『日本経済新聞』2010年6月1日付夕刊

東大や京大、新型電池で相次ぎ産学研究拠点

東京大学、京都大学が相次ぎ次世代環境技術の産学研究拠点の整備に乗り出した。東大は新日本石油と新型太陽電池などを共同開発する。京大もトヨタ自動車やホンダなどと高性能蓄電池の開発を進める。大学の基礎研究成果と企業のノウハウを結集し、設備の共有などで研究開発の効率を高める。5~10年先を見据えて競争力向上につなげる狙いだ。

東大は駒場キャンパス内に7階建て、延べ床面積約7千平方メートルの新棟を2011年3月に完成させる。総工費は約20億円。先端科学技術研究センターの中野義昭教授らが新日石などと、有機材料など新素材を使う太陽電池を共同開発する。新棟建設費の一部は新日石の寄付金で賄った。

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