センターの適性試験終了 法科大学院入試一本化へ『産經新聞』2010年5月28日付

『産經新聞』2010年5月28日付

センターの適性試験終了 法科大学院入試一本化へ

大学入試センターは28日、法科大学院の志願者に1次試験として課す適性試験を今年度で終了すると発表した。適性試験は現在、センターと日弁連法務研究財団が別々に実施しているが、センターの撤退に伴い、平成23年度からは、実施主体が、同財団と法科大学院協会などが4月に設置した「適性試験管理委員会」に一本化される。

試験方法の変更は15年の制度発足以来初。適性試験をめぐっては、米国の試験を研究していた財団のほか、大学入試センターが「調査研究」を目的に実施主体になることを主張、二つの試験が併存した経緯がある。センターは試験の継承体制が整えば10年度で業務を終えるとしていた。

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