包括協力協定に調印 草津市と滋賀大『京都新聞』2010年6月1日付

『京都新聞』2010年6月1日付

包括協力協定に調印
草津市と滋賀大

草津市と滋賀大(彦根市)は31日、包括的な協力に関する協定を結び、同市役所で調印式を行った。官学連携の一環で、同大学は市のシンクタンク「草津未来研究所」に客員研究員として参加するなど地域活性化に協力する。市が大学と協定を結ぶのは立命館大に次いで2校目となる。

協定には、学校教育や生涯学習、文化振興など6分野の協力が明記された。同大学は教授や研究者が観光振興やまちづくりなど地域特性を生かした政策研究を市に提案する。市は2011年度から、同大学が政策立案能力の向上を目指して開いている「学び直し塾」へ職員を参加させる。

調印式には、橋川渉市長や佐和隆光学長らが出席した。橋川市長は「滋賀大の持つ知の集積を市政に活用したい」とあいさつ。佐和学長は「滋賀の特性を生かしたまちづくりに積極的にかかわりたい」と話した。

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